肝です。
このドラムがかっこよく録音できればレコーディングはほぼ成功と言っても過言ではありません。
素人とプロの差はミックスダウンやマスタリングではなく ドラムの録り音 私はそう思っています。
■その前に・・
基本的にバンドを録音する場合「まずはクリックにあわせてドラムから・・」という会話が多いと思うのですが、別にベースもギターも一緒にやってもいいじゃないかと思いませんか?
色々な雑誌やネット上には
「ドラムはクリックを聞いて単独で録音する」みたいな事が書かれている事が多いですが、全員一緒にやるのが本来の正解です。
かなり腕の良いドラムでないとバラ録りをしていった後にリズムのズレや揺れがネックになってベースやギターが演奏しにくい場合が多いのです。
スタジオの部屋構成の事情やアレンジ面などでギターを一緒にやれない場合も多いと思いますが、最初のレコーディングはがんばって一緒にやってみましょう。
ドラム録音ですがマルチマイクでの通常レコーディングの場合は、マイクがBD,SN上下,HAT,TOMS,CYMBAL,ROOMといった具合に8本~12本くらい使います。
むやみにマイクを多く立てると位相のズレやカブリで音像がぼやけていきますので
基本はバスドラム+スネア+オーバーヘッドの3点でクリアな音に録音できるように心がけます。
マイキングなどは文章にしにくいので今後写真を交えて説明しようと思いますが、曲に合ったマイキングを心がけます。
早い曲はタイトに、バラードは力強くドラマチックにといった具合です。
ドラムのレコーディング その2 マイク選び
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