ProToolsでSSL4000G本物の卓とプラグインを比べてみよう
という企画です。
動画を見てもらえばわかりますが実験手法は
1、リアルSSLでエンジニアがミックス。
2、各トラックをプラグインでつまみを逆相してほぼ消えるまで再現。
3、最後にブラインドチェック。
というもの。
当たり前と言えば当たり前ですが
逆相にして音がほぼ消えるまでEQコンプを合わせるのだから
音はほぼ同じになる筈。
現在は比較実験用のファイルは手に入らないようですが色々考えるところがある実験です。
(動画はオフィシャルから削除されてしまっているようです)
最後の方のインタビューで 「SSLの卓は素晴らしいけどもうアナログには戻れない」 と言っていますが まあそうでしょうね。
便利さを手に入れたらそれを手放す事はあまりしませんね、人間は。
もうひとつ興味深いコメントが 「EQを触っていて音が変化している実感があるのに 実は繋がっていなかったという経験はエンジニアなら誰でもある」
そうそう。 そうなんですよ。 間違って隣のチャンネル触ってたりとかよくありますよね。
で 結局私が何故この動画を紹介したかと言うと 『事前の思い込みや視覚情報に頼るのは良くない』 という事。
音は目に見えません。 自分の耳で判断しましょう。 というお話でした。
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